ロシアのタス通信は、
海上と陸上の目標を攻撃可能な極超音速ミサイル
ジルコンの連続量産が始まった報じており、
実戦配備が視野に入ってきました。
ロシアが開発した「3M22ジルコン」は、
海上と陸上の目標を攻撃可能な極超音速ミサイルで、
「世界で最も非常識な兵器」と言われています。
その理由は、
スクラムジェットを使用した最大到達速度は
マッハ8から9と言われており、
最低でも 1,000kmクラスの射程を備えている可能性が高いからですが、
理由は他にもあります。
ジルコンは空気密度の濃い高度を 極超音速域で巡航した場合、
空気との摩擦によって プラズマシース
（強い電場が生じている状態）が発生するため
レーダーの照射する電波を吸収してしまう状態で目標に接近する、
つまり極超音速域で巡航するため
着弾までの時間が従来のミサイルよりも短く、
レーダーに検出されにくい状態で接近してくるため、
迎撃側にとっては非常に厄介なのです。
ロシアはこのミサイルを、
海軍が採用する汎用型の垂直発射装置 3S14から
無改造で運用することができます。
つまり、
ジルコンの技術的な成熟が高まって 量産段階に移行さえすれば
ロシア海軍の艦艇や潜水艦は、
直ぐにでも 極超音速ミサイルを手に入れることができるため、
ジルコンが「世界で最も非常識な兵器」と呼ばれているのです。
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■引用･参考：
https://tass.com/
Wikipedia
■出典
海上自衛隊ホームページ
https://www.mod.go.jp/msdf/
航空自衛隊ホームページ
https://www.mod.go.jp/asdf/
■動画：
pixabay（フリー動画）
https://pixabay.com/ja/
■音楽：
DOVA-SYNDROME（フリー音源）
https://dova-s.jp/
CV：
さとうささら
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